しがないOLが300万円を貯めるまで 

 略して「しがため」。やっとやっとの給料日がきますよ。毎月本当に長すぎる。給料、1ヶ月に1回だけじゃなくていいんだよ?我慢せずに、もっと振り込んじゃっていいんだからね?

この10月、買い物中毒に陥っていた私は何回めかの在庫棚卸しをした。これは恐らく仕事で今の部署に変わった1年くらい前からだけど、心から欲しくて買った品が少なすぎる。大体勢いで買っちゃってるから、飽きるのも早い。でも、何か買わないとイライラする。

ほんで、やっぱりいらんもんが沢山で、買った時はワクワクしてたのにゴミになったのを見ると虚しくなって、断捨離とか片付けとか、本当にほしいものを買う的な本をオーディブルで聴きまくった。ーどうせ買っちゃうなら、これからは本当に満足するものを買おう。私は心に誓った。

それからというもの、ルミネに寄るのをやめた。あと、百貨店も必要なものを探しにいく時以外は立ち寄らないようにした。その代わりに始めたストレス発散方法は、

好きな靴を履いて素敵なスカートを翻し、

爆音で音楽を聴きながら散歩をする。

行ったことのないオシャンな喫茶店に行って、

心から飲みたいものを飲み、やりたいことをする。

太ることを気にせず、その時に食べたいものを食べに行く。

特に一番上の夜に散歩するのはオススメで、好きな服と靴を着て、爆音で(そこそこいいイヤフォンで)好きな音楽聴きながら歩くと、なんだか自分が無敵になった気持ちになる。物語の主人公になったのかというくらい気分が高まり過ぎて、走り出したくなったりする(走らないけど)。結局、ストレスを発散するために買い物しているけど、買い物をするのは自分のつまんない・うまくいかない人生をモノに変えてもらおうと期待しているからであって、自分で全能感を作り出せちゃったら、いらんものを買わなくて済むと気付いた。いわば、自分の脳内でドーパミン自家生成しちゃってるみたいな感じ。上手く行ったらサウナとおんなじくらい気持ち良い。

あと「思考の整理学」で有名な外山滋比古さんも「こうやって、考える。」って本で言ってたけど、外に出て歩くとアイデアが浮かぶ。散歩中、無意識の中で、頭の中が整理される感覚があって、それこそ私はずっと悩んでいた自分のルッキズム問題(整形すべきかするまいか)に終止符を打つことができたのも、散歩中、急に「いや。でも、整形して目立ったら色々とややこしいし、祖先がずっと繋げてきた遺伝子の賜物なのだし、今のままでいいじゃないか!」と結論が降ってきたからなのだった。

 話が若干逸れてしまった。まあ、要は散歩にしても喫茶店行くにしても、美味しいものを食べるにしても、コーピングの一種なのだ。(コーピング=ストレスに対する気晴らしになる行動)。こういうコーピングのレパートリーを増やすことで「買い物をする」というあまり良くない(コストのかかる)コーピングから意識を逸らすことが出来る。これは、リスカしたり、ポテチ食べまくっちゃったりする人にも言えるかもしれないけど、その行為の置き換えが出来れば止めることが出来るのではないかと思う。知り合いの人はパニック発作(ストレス)が来る度にキャンディを食べていたら、太ってしまったので、キャンディからガム、そして小さな缶のお茶を飲むことに置き換えをしていって身体への負荷を減らしていったと言っていた。

 それで、今日何が言いたかったかというと、私にとってお金を使うこと=コーピングになっていたので、本当に必要なもの・買って使えるものの購入以外は、別の行為に置き換えることにしてお金を増やしていく打開策を見つけたということ。もし、私と同じように浪費癖がある人で、その原因がストレス発散だっていう人がいたら、是非別の楽しめることを探してみてほしい。

それでもお金使うやん!ーそういうツッコミが聞こえてくるけど、お金があるのに、自分の本当に食べたいものや欲しいモノを買えないで節約する方がよっぽど不健全なので、いずれ別のところで歪みが来ると思う。だから、稼いでる人はある程度お金使ったって問題はないだろう。もし過去の私みたいに本当にお金のない人だったとしたら、とりあえず寝るのを楽しんだり、いかにお金を掛けずに楽しんだりする方法を模索してみてほしい。

とりあえず、1ヶ月後どれくらい状況改善出来たかまた報告するので、乞うご期待!

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