10分で何が書けるか。出勤前の10分間で何が書けるだろうか、朝忙しくて5分でも10分でも時間が欲しいという割には、実際に時間が与えられるとTwitterをしたり意味もなくニュースを見たりしてしまう。現に、日曜日だって、9時に起きてから18時になるまで、何もしなかった。片付けをしようと、捨てるものをまとめ終わったのは10時だったのに、それを廊下に出したのは17時36分のことだった。結局、時間っていくらあっても使う人にセンスがなかったら暑いとこに置いたバターみたいに溶けるだけだ。意識的に使おうとしないと使えない。今書いてて思ったけど、時間の溶け方は、お金と一緒かもしれない。お金も何に使うか意識しておかないと、気付いたら給料がなくなっている。しかも何に使ったか瞬時に思い出せない。タチが悪い。持っているものを棚卸しして、その使用目的を常に考えること、それからお金と時間を強制的に自分の大事なことものに使える環境に置くことは重要かもしれない。
ところで、ニュースでは食品や電気料金が値上げ値上げと言われる昨今。私は思い切って節約を止め、自分の好きなものを買うようになった。「安い」という理由でものを買うのを止めた、これは私の性分なのかもしれないが、値段やお得感が先行して購入したものは大切に出来ない。本当に美味しいと思えるものを食べたり飲んだりしないと箸が進まないし、満足感もない。たった数十円、数百円の違い、されどと言われるかもしれないが、生活改善費・満足生活維持費と割り切って、私は自分が満足するものを買って暮らしを豊かにしようと思うのだ。
こうやって駄文を書いてる間に10分が経ってしまった。今日もひねくれジジイに怒られる陰鬱な時間が待っているだろうか。まあ、座って耐えていればお給料がもらえるので、今日も10時間頑張ってオフィスの硬い椅子に座ってくるとしよう。