第8話:運命 浅香山学園に到着したのは合格発表の13時前だった。駅員はああ言ったけど本当に学校に入れるのだろうかと一瞬懸念を抱いたけれど、駅から学園に歩いていく受験生、親、そして浅香山学園を見に来ただけであろう大勢の人達… 続きを読む 浅香山ラプソディ第8話
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浅香山ラプソディ第7話
第7話:浅香山学園 「…え?」 あの時の先生と全く同じ。この人一体何なんだろう?私が、それってどういう…?と言う前に、駅員は「じゃ」と言い残して駅員室に戻っていった。 先生にしても、駅員にしても、みんな私をハッとさせる… 続きを読む 浅香山ラプソディ第7話
浅香山ラプソディ第6話
第6話:再びの巡り合い 寒い中歩き回ったのが災いしたのか、あれからというもの風邪を引いてしまい、あらぬところで有給を使う羽目になってしまった。うちは小さい事務所なので、休むと他の人の負担が増えてしまう。申し訳なさを感じつ… 続きを読む 浅香山ラプソディ第6話
浅香山ラプソディ第5話
第5話:再びの石動駅 私の行かなかった浅香山学園。浅香山学園はその名の通り県境にある浅香山の麓にあり、その昔はお金持ちの子女を預かる学園だったようだ。この駅に特急が泊まるのも、電鉄の社長の家が浅香山にあるからだという。 … 続きを読む 浅香山ラプソディ第5話
浅香山ラプソディ第4話
第4話:浅香山学園前駅 「学園前、浅香山学園前」 アナウンスと共に電車がホームに緩やかに入線する。浅香山学園前駅、私がずっと封印していた思い出の場所。確かに今でも2号車3番扉は学園への最短の出口だった。 「先生の言って… 続きを読む 浅香山ラプソディ第4話
自動筆記で書いた小説
シュルレアリスムの手法の一つである自動筆記を用いて小説を書いてみることにした。頭の中に思いついたままに速い速度で打っていこうと思う。アンドレ・ブルトンの「溶ける魚」のような感じで…。 後記 書いている時、名探偵コナンを見… 続きを読む 自動筆記で書いた小説
浅香山ラプソディ第3話
第3話:石動双葉町 しばらく石動駅の2号車3番扉の乗車位置で感慨に耽っていると、駅員のお兄さんがジッとこっちを見ているのに気付いた。自殺でもするんじゃないかと思われたのかもしれない。いたたまれない気持ちになって、ベンチ… 続きを読む 浅香山ラプソディ第3話
浅香山ラプソディ第2話
第2話:石動駅 「うわぁ…ミスった〜!!!」 石動駅と石動双葉駅があるなんて知らなかった。昔は石動駅しかなかったし、石動双葉町の駅といえば石動駅だったのに…。 十数年前は、石動駅もぼちぼち栄えていた記憶があるけれど、準… 続きを読む 浅香山ラプソディ第2話
浅香山ラプソディ
貴方は2011年2月10日何をしていましたか?貴方にも、忘れられない人はいますか? これは、私が人生でたった一度だけ時を巻き戻して欲しいと願った物語。貴方とすれ違い、そして貴方と再び巡り会うまでの物語。 ・プロローグ:2… 続きを読む 浅香山ラプソディ
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